裾野カンツリークラブでの思い出と再訪:女子ゴルフ観戦の一日 vol.258

静岡県裾野カンツリークラブでの観戦は、残念ながら大雨のため中止となりましたが、それでもその場所には特別な思い出が詰まっています。
約8年ぶりに訪れたこのゴルフクラブは、PGAシニアツアーのファンケルクラシックでトレーナーとしての経験を積んだ思い出深い場所です。

2014年、サポート選手2名が2日目終了時点で首位に並び、最終日の優勝争いに挑んだ際の経験は、勝負の世界における中立な立場を保つことの難しさを教えてくれました。手が震えるほどの緊張感の中でのケアは、その後のトレーナーとしてのスキルと心構えに大きな影響を与えてくれたことは間違えありません。

翌年2015年、室田淳プロが優勝を果たし、その翌年の2016年には、全米シニアオープンからプロは朝一番の飛行機で日本に戻り、私は、サクラメントからアムトラックに乗りサンフランシスコを経由して、約1日遅れての帰国。日本に到着後そのまま静岡に向かいました。プロは疲れを感じながらも10アンダーで連続優勝を成し遂げました。最後のイーグルパットを決められた瞬間のことは今も忘れません。「あっ本当に勝っちゃうんだ…」。室田プロの強靭な体力と気力は、まさに「キングオブシニア」の名にふさわしいものでした。

中立な立場の重要性

勝負の世界では、トレーナーとしての中立性を保つことが求められます。選手のパフォーマンスを最大限に引き出すためには、自分自身の感情をコントロールし、冷静にサポートすることが必要です。

強靭なメンタルとフィジカルの重要性

室田プロのように、疲れを感じながらも最高のパフォーマンスを発揮するためには、日々の鍛錬と自己管理が不可欠です。これらはすべてのアスリートにとって重要な教訓です。