健康のバトンを繋いで 17年越しの再会 vol409

先日、私の治療院に一人の小学生の女の子が来院しました。
紹介者欄に「父」と書かれていたのですが、その名前を見た瞬間、ある記憶がよみがえりました。

17年前、当時高校2年生の陸上部選手が槍投げの練習の疲れから通っていたのがきっかけでした。その後、彼は槍投げで関東大会に出場することになり、私は山梨まで応援に行ったことを覚えています。彼は当時から努力家で、目の前の挑戦に全力で向き合う姿が印象的でした。

その彼の娘さんが、今度は私の治療院に通うことになったのです。「父」と書かれた名前を見た瞬間、15年前の彼の姿が頭に浮かびました。時間は経ち、彼は家族を持ち、次の世代へとそのバトンを繋いでいます。そしてそのバトンが、私のもとにも繋がったことに、深い感慨を覚えました。

治療家として、人々の身体を支えるだけでなく、こうして時間を超えた繋がりを感じられる瞬間は、何よりの喜びです。これからも次の世代へ、健康のバトンを渡していけるよう、全力でサポートしていきたいと思います。