約20年、患者さんや来院するアスリートの体組成測定を行っていました。 体組成測定は、体内の脂肪量、筋肉量、骨量など、身体の組成を評価する方法ですが、これは運動パフォーマンスにも重要な影響を与える要素の一つといえるのではな…
GOLF
ゴルファーと手の関係性vol.148
ゴルフは、クラブと手との相互作用によって成り立つ、繊細なバランスのスポーツです。 手首や肘が痛い、または肩や首、背中が痛いと言われる患者様を診る際に、手のひらから診ていことが日常でありますが、それほど手とは、感覚が研ぎ澄…
シャローイングと手首の負傷vol.147
最近はSNSや動画の影響で、一般の人の方が知識に溢れている場合が多々あります。 自身は、健康に関わることについては情報過多の交通整理役だと思っておりますが、最近患者さんにゴルフ分野でも質問を受けることがあります。何年か前…
日本人選手が海外ツアーで戦うために必要なこと。vol.144
中島啓太選手が欧州ツアー初優勝を果たしました! 4打リードの単独首位からのスタートでしたが、彼は5バーディ、4ボギー、1ダブルボギーのスコアでラウンドを終え、「73」のスコアをマークしました。それでも、通算17アンダーで…
ゴルフスイングエラーは改善すべきなのかvol.143
私のように医療に携わるものが、ゴルファーである患者さんのゴルフスイングを見た際に、例えば腰痛が、ゴルフスイングエラーに起因するものであれば、より傷害リスクの低い理想的な形へと導くことがあります。 しかしながらゴルフとは、…
医療専門家がゴルフのテクニカルを学ぶvol.142
傷害を抱えたゴルフ選手たちを診る仕事を生業としているということは、医療やリハビリの専門家としてその分野の技術と知識を持っていることを意味しますが、一方で、ゴルフというスポーツは身体的な側面だけでなく、精神的な側面やテクニ…
教えすぎないことの効果vol.141
トレーニング指導するものが、過剰な動作指導を行ったり、動作の一つ一つを細かに指導するケースはよくあります。お客様サイドもそのような指導を望む場合がありますが、果たしてこれでいいのだろうか。 トレーニング指導する際、私がコ…
ゴルフは単純だが、それを知るまでには時間がかかる。vol.140
ゴルフを始めて25年くらいになります。 ゴルフに取り憑かれた一人であり、ご存知のようにゴルファーに関わる仕事もしています。 ゴルフを始めて間もない頃、バーディスタートで迎えた日は、徐々に足が浮つき初め、欲な…
ゴルフと指の痛みvol.139
自身も長年悩んできたところです。生まれながらに手は大きめで、職業柄厚みもあり、どうもグリップがしっくりこない。指が擦れることが多く長年お悩みでもありました。結果的に女子プロからアドバイスをいただき、今はベースボールグリッ…
股関節の痛みを侮らないvol.139
ゴルフと股関節関節唇損傷の関連性は、一見直接的なものではないかもしれませんが、股関節関節唇損傷は運動や活動の制限を引き起こす可能性があるため、ゴルフに影響を与えることがあり、また股関節のつまり感、スイング中の違和感、歩行…